2020.03.08 はてなブログより移行しました。

なぜアクティブ運用は市場平均に勝てないのか

 導入

 

みなさん知っての通り、株式の運用にはアクティブ運用というものとインデックス運用というものがあります。

インデックス運用とは株式市場すべて(すべてでは無い時もありますが)を銘柄を選ばずに単純に買う運用です。

アクティブ運用とは、それ以外の運用を指します。

この「選択をしないで市場にある銘柄全てを買う」インデックスファンドに投資することで、あなたは全ての主要企業の株主になることができます。

個別の銘柄を買うのに比べて、この銘柄を買って損をした、得をしたと心配する必要がなく、時間も掛からないというのがインデックス運用の大きなメリットのひとつです。

 

 市場は情報合戦

 

このシンプルな投資方法は、個別の株や債権をアクティブに運用するよりリターンが高いという事実があります。

(多くの個別投資家はその事実を認めたがろうとしませんが)

では、どうしてテレビやネットのニュースを見て、即座に買い注文や売り注文をしても儲けられないのでしょうか。

それは、朝から晩まであるいは寝る間も惜しんで個別銘柄の分析を仕事にしているプロのファンドマネージャー達が、あなたがそのニュースを聞いて株を買う前に素早くその株を買っているからです。

経済を左右する重要なニュースは、そのほとんどが市場が閉まってから発表されます。

次の日の市場が開く時には、そのニュースによる値上がりはもうすでに織り込まれているのです。

株で儲けたいと願っても、みんなが知っているニュースと同じ情報しか持っていないのでは意味がないのです。

 

 インデックス>アクティブ

 

インデックス投資は市場に存在する全ての株を購入して保持しておくという単純明快なやり方です。

インデックス投資に完敗したアクティブファンドは驚くほどに多いです。

以下の表をご覧いただくと、過去20年間でアクティブファンドの3/4がインデックス投資に勝てないでいることが分かります。

 

 

また、S&P500インデックス投資手法の優位性は、アクティブ運用のリターンに比べてさらに明らかです。

以下の表は過去20年に渡って、インデックス運用がアクティブ運用より毎年1%以上のリターンを得てきたことを表しています。

 

 

では、どうしてこのようなことが起こるのでしょうか?

アクティブ運用のプロであるファンドマネージャー達が仕事を怠けているからでしょうか?

彼らは無能集団の集まりなのでしょうか?

そんなことはありません。

彼らは寝食を忘れるほどに仕事に没頭し、その集中力や分析力だって他人に批判されるような次元にはいないはずです。

彼らは優秀なのです。

なのに、なぜアクティブ運用は市場平均に勝てないのか。

それは、運用手数料として年平均1%の信託報酬料を取るからです。

実際には、彼らも経費を差し引く前までは市場平均並のリターンを上げているのです。

しかし、そこから信託報酬料を取られてしまうと、たちまちそのリターンは低迷してしまうのです。

さきほどの表の1.34%という差は、ほとんどの場合この信託報酬料の差によって発生するのです。

低コストのインデックスファンドの手数料は、アクティブ運用に比べて1/10以下です。

 

 まとめ

 

長期投資、特にインデックス運用を勝者のゲームにする大原則はいくつかあると言われていますが、やはりその肝としては「積み重なる経費の削減」にあるでしょう。

今回見てきてわかるように、1回の取引では1%の経費負担だったとしても、それが20年30年続くとなれば膨大な金額になってきます。

 

ちょっとだけ私個人の話をします。

私が務める会社は常務の席に地方銀行から出向している人間が座っているという関係もあり、給与口座をかならずその銀行のものにしなければいけないルールがあります。

ルールというか、入社の際に必ずその銀行の口座を作らされるので、他の銀行を選択することは不可能なのです。

私は証券口座として楽天口座を選択しています。

私の給与口座から楽天銀行に振り込みをするのに手数料が550円かかります。

振り込み作業は月1回だけですが、1年間にすると6,600円になります。

30年だとなんと198,000円です。

私は転職しない限り、一生で約20万円のもお金をドブに捨てることになるのです。

 

福利が発生しない振り込み手数料でこれだけの損失ですから、福利の効く信託報酬料となればその損害は膨大なのです。

1%の経費をバカにせず、少しでも安い商品を見定めましょう。

今日失う500円はただの500円ではないのです。

 

 

 

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