2020.03.08 はてなブログより移行しました。

コロナショックから見えたインフラ事業の強さ

導入

 

今回の話は、私がインフラ事業に携わっている立場だからこそみなさんにお話できる内容だと思います。

インフラ業は、サラリーマンであるしサービス業であるけれど、日本の根幹の部分を担っている仕事です。
彼らのような人がいなければ、みなさんは電気を使ったり道路を使ったりすることが一切できなくなってしまいます。

何が功を奏したかは分かりませんが、私もそういった事業に携わらせていただいております。
これはとても幸運であり、名誉なことだと思います。

私の仕事を紹介すると共に、インフラ事業は最強の不況耐性事業であることをお伝えしましょう。

 

人間は水が無ければ生きていけない

 

人類は常に水と共にありました。
太古の4大文明の発展も全て雄大な河川が無ければ成り立っていませんでした。

日本は上下水道にとても恵まれている国です。
日本国内であれば99%の場所でキレイな飲み水が手に入ります。
日本国内であれば99%の場所で快適に用を足す為のトイレがあり、下水か浄化槽につながっています。

コロナウィルスのような疫病が蔓延しようと、人類が水を飲み用を足す事実は変わりようがありません。

学校が休校になったり会社がテレワークを推奨したりして「学校」や「会社」の水が使われることはなくなりますが、ただ単に「家」で使う水が増えるだけで、1日の使用総量としては全く変動しません。

現に山形県でも休校を余儀なくされていますし、飲食店が営業していなかったりします。
しかし、1日を通しての上水・下水使用量は変わっておりません。

水量変動のデータをみなさんにお見せしたいのですが、いかんせん企業の内部データなので公開できないのはどうしようもありません。

学校が休みになろうが会社が休みになろうが人類が使用する水の量は大して変わらない、ということだけ知っておいてください。

 

インフラ関係者から感染者が発生した場合

 

ここまで、上下水道の外部でウィルスが発生した場合でも、上下水道の仕事には影響がないことを見てきました。

しかし、上下水道内部で感染が確認された場合はどうでしょう?

結論から申しますと、「何も問題がない」ということになります。

細かく見ていきましょう。

 

上下水道管理費は年棒制

 

上下水道管理は国や市から企業が管理を請け負う形で営業しています。
その県や市の意向により契約年数に差異はあるでしょうが、基本的に1~5年単位での契約になります。

例えば以下のような感じです。

県「君の会社に下水道の管理を任せようと思う。3年間の契約でどうだろう?」
会社「ありがとうございます。では、3年間よろしくお願いします」

このような契約を結び、初年度の4月1日に3年分の契約金が県から企業に対して支払われます。

ここで今回のウィルス蔓延の件に被せて話を変えてみましょう。

上記のような契約を結び、企業は無事に3年分の契約金を受け取りました。
4月2日に疫病が日本に蔓延してしまい、経済活動が停滞したとしましょう。
周りの企業は運営の見通しが立たず、業務停止に追い込まれリストラ者が続出したり、最悪の場合は倒産してしまったりします。

しかし、4月1日に下水道の管理を任された企業は違います。
まず何より、人類の使用水量は変わりませんし、3年先までの給料が確保されています。

何がどうあろうと3年先までは100%従業員の収入が保証されているのです。
従業員は3年後には経済回復すると見込んで今の職場に留まることもできますし、3年後を憂いて新たな道へ舵を切ることもできます。

今回のような突発的な疫病蔓延に際して、1年以上の選択する余裕があるというのはこの上ない強みだと思います。

 

水管理事業内部で疫病が発生したら?

 

今回WHOにより「上下水道管理における疫病対策対応規約」が制定され、国から県へ、県から市へ、そして事業者へとその通達がなされました。
大雑把に内容をまとめると

・管理内部で感染者が発生した場合、その本人は隔離
・隔離対象者が数人に及び平常管理が難しい場合、簡易管理へ移行
・隔離対象者が拡大し当該事業所が管理できなくなった場合、第三者へ管理権を一時的に委譲
・管理者が第三者へ委譲された場合、管理団体(国や県)から報酬を別途用意

このような感じになります。

これを受けてみなさんにお伝えできることとしては、

どんな形であれ、国民は必ず水を利用できる状態にある

ということです。

従業員も国民もwin-winでいることが出来ます。

 

まとめ

 

今回は私自身が従事している上下水道事業についての強さを考えてみました。

インフラ事業であれば電気関係や交通関係などでも同様のことが言えると思われます。

転職先などの候補の一つとしてでも覚えておいていただければ幸いです。

水を守るのって案外たのしいですよ。

 

 

 

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