2020.03.08 はてなブログより移行しました。

我々は株式投資におけるより良い作戦を持っている

導入

 

最近の私達は株式市場の歴史上稀に見る大きな打撃を受けました。

コロナショックです。

 

長期投資の皆様は投資先を様々に分散させて、ポートフォリオを構築しているかと思いますが、いずれもこの1ヶ月に渡って、多かれ少なかれ損失を避けることは不可能だったでしょう。

 

そんな中、今の私達が考えるべきことは何でしょう?

それは恐らく「経済と市場がどのように、そしていつ回復するか」に焦点を当てることではないでしょうか。

 

世界的には、最も楽観的な見方では、前例のない金融政策と財政政策によりV字回復が見込まれるとの声。

最も悲観的なものでは、2008年に経験したような金融危機に繋がってしまう長期に及ぶ不況と弱気市場が訪れるとの声。

 

こうした様々な見方があるにせよ、実際の所は確かなことなんて世界の誰にも分かりません。

 

問題なのは、こうした声に左右されて自分のポートフォリオを「最も強気な見通しまたは弱気な見通しのどちらかからのみ利益を得る」ように組み替えてしまうことです。

安易にポートフォリオを変更することは結果的に損失を被るリスクが非常に高いです。

あなたは長期投資を始めるにあたって、何か大きな柱を基準に入金額やアセットアロケーションを決めているはずです。

その中で、当然のように「最悪の場合も最善の場合も、そのどちらにも備える」ポートフォリオを組んだのではないでしょうか。

あなたの今のポートフォリオに辿り着いたその原点を思い返してみてください。

 

長期投資は適切に駒を動かすことで勝利が約束されているゲームなのです。

 

経済の基礎的条件

 

国の経済成長率、物価上昇率、財政収支が強ければ強いほど弱気市場の始まりと景気後退の期間はより浅く、より短くなるというのが経済の基礎と言われています。

しかし、2018年末はその基本に当てはまりませんでした。

アメリカで2018年に実施された1.5兆ドルの減税と連邦政府による大幅な赤字支出にも関わらず、経済成長率は徐々に鈍化しました。この組み合わせにより、最新の2.2兆ドルの財政刺激策の前に、1兆ドルの赤字になることになりました。

 

 

経済の基礎的条件と実際の市場価格の乖離は金融資産の膨張を目的としたFRBからの執拗な金融政策のレトリックと刺激によって加速されました。

 

FRB

FRB(The Federal Reserve Boardの略)は、日本における日銀と同じ、アメリカの中央銀行制度の最高意思決定機関で、日本語で「連邦準備理事会」とも呼ばれます。
連邦準備理事会は、7名の理事から構成されています。
FRBが開く金融政策の最高意思決定機関に連邦公開市場委員会(FOMC)があり、FRBの理事7名や地区ごとの連邦準備銀行(FRB)総裁5名で構成されていて、アメリカの金融政策やFFレートの金利誘導目標を決定しています。

 

S&P500バブルの歴史

 

2000年3月にドットコムバブルが崩壊し、2002年10月に終了した31か月の弱気市場でS&P500は49%減少しました。

景気後退が終るまで消費者への影響は少なかったものの、期間中に強気市場は一瞬たりとも訪れず、アメリカ企業の多くを地の底に落とすのには十分な期間でした。

 

 

2007年10月に始まった住宅バブルは2009年3月まで続きました。

大きな底は2007年12月に起こり、このバブルを振り返ってみれば2009年6月には大恐慌以来の最も深刻な経済収縮という形で終わりを迎えました。

この時は、財政および金融政策の支援により、景気後退が終わる前に底打ちしました。

 

 

そしてコロナショックの大打撃を受ける現在ですが、十分な情報が揃ってあらず、直面している景気後退を計算することはできません。

現在の世界は「全てが感情の関数で動いている」と言われているそうです。とても面白く、同時に恐ろしい言い回しだと感じます。

 

まとめ

 

冒頭で述べたように、最も極端な強気または弱気の見通しからのみ利益を得るようにポートフォリオを配置することは、投資家にとって非常にリスクが高いです。

組み替えたポートフォリオと正反対の市場になった場合、目の前は真っ暗になってしまいます。

長期投資とは決してそのような運用をする投資方法では無いはずです。

 

・ポートフォリオを市場予想の最善もしくは最悪の結果に傾けない

・コロナショックは2000年のバブルよりも深刻ではあるが、2008年ほどではない

 

楽観視しろということではありませんが、アメリカ市場はまだまだなんとでもなる段階です。

それこそ下落に嫌気が差して狼狽売りなどとする必要は無いほどです。

 

最悪の中でもさらに深刻に考えるならば、S&P500の指数が2000ポイントを下回る状況こそがそうかもしれません。

現在(2020.04.04)は2488ポイントです。

市場の動向を日々確認して、2000に近づくにつれ、現金比率を高めることであなたの財布と精神的ダメージを抑えることができるはずです。

 

市場がどのように変動しようとも、長期投資を見据えた人にとっては今の相場がバーゲンセールであることは間違いありません。

下落にストレスを抱えることはあるでしょうが、絶対に積み立てを続けることをやめてはいけません。

 

 

 
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